職人の五感と多彩な機械が織りなす、
脇本クオリティ。
三本の荒茶加工ラインに完備された、多種多彩な機械。
茶審査技術有段者の職人たちが、真心こめて丁寧に加工いたします。
宇治茶
加工ライン
第一工場
最新の機械が揃ったライン。
玉露や上級煎茶などをより美しく仕上げます。
工程と機械
一、整形
篩い分けと切断で形を均一にします。
網面が円を描くように動きます。 粉や短い葉は下に落ち、 長い葉は残ります。
網面が平行(垂直)に動きます。 細い葉は下に落ち、 頭柳のような太い葉は残ります。
大きな葉を切断し形を整えます。 切断の際に出た粉は、 仕立粉として使用します。
二、選別
本茶と出物に仕分けします。
細かい葉を風で飛ばし、 粉や真を選別します。 小さな異物は除去されます。
静電気によって木茎を選別します。 茶葉よりも電導率が高い木茎に反応し、 分離されます。
CCDカメラにより色彩を判定し、 茶葉(青)と木茎(白)とに選別します。 白い木茎は雁ケ音になります。
三、火入れ･合組
茶葉に火香を加え、混ぜ合わせます。
茶葉に火を入れ、火香を加えます。 上段は棚式になっており、 少量の茶葉や弱火乾燥に適しています。
遠赤外線を照射することにより、 お茶の色や成分、香りや味を、 損なわせずに火入れします。
回転により茶葉を混ぜ合わせます。 左右合わせて40分ほど回転させます。 最大2.5トンの合組が可能です。
四、異物除去
金属などの異物を取り除きます。
金属を検出し除去します。 1.2ｍｍ以上の鉄、 2.0ｍｍ以上のステンに反応します。
特殊赤外カメラを搭載しており、 画像処理により異物を除去します。
X線照射により、 石やガラスなどの軟質異物を、 除去します。
五、包装
窒素真空、袋詰め、箱詰めをして完成です。
窒素真空と袋詰め、 箱詰めまでを自動で施します。
1分間に50ケのTB包装を施します。 タグ糸付きや、 三角TBにも対応しております。
1時間に500ケの袋詰めを施します。